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犬島アートプロジェクト!
先程、岡山の犬島アートプロジェクトを見に行ってきました。
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岡山県唯一の住民(50人程度)の居る島なのですが、1909年から銅の精練所として煉瓦造りの工場が建設されましたが、第一次世界大戦後、銅価格の暴落により1919年に廃業し放棄された遺構が残っていました。
それをベネッセコーポレーションが活用し、アートと環境をテーマにしたプロジェクトを進めています。
明治以前の建物とかは文化的・歴史的な位置づけがされておりますが、近代化遺産はまだ確固たる位置づけがされておらず、全国各地でもその活用方法・有益性を模索しつつプロジェクトを進めているという感じです。
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岡山からは宝伝港というちーさな港から船が出港しており、5分ほどで対岸の犬島に渡船してもらえます。
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写真に見える黒いレンガはカラミ煉瓦といい、銅の精錬過程で発生する鉱滓をもとにしたもので、ずっしりと重量があります。写真奥にかすかにみえる町が以前紹介致しました日本のエーゲ海牛窓のまちになります。
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館内にはアート作品を展示しており、作家の柳幸典氏は、日本の近代化の矛盾を象徴する三島由紀夫をモチーフに作品を構成しているとの事。
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近くには御影石の切り出し場があり、ここから大阪城築城の際は切り出して船で運んだようです。
犬島アートプロジェクト「精錬所」
Top▲ | # by kajinoryuji | 2010-01-03 16:00 | 建築とアート | Comments(2)
モデルハウス!
正月は、家族とか親戚とか集まる席で、いろいろ結婚はどうだとか、子供がどうだとか、家はいつ建てるのかとかという話になりますよね。そしたら、暇だしモデルハウスに行こうとかってなるようで、それを狙って、各住宅メーカーは2日から住宅展示場でモデルハウスをオープンさせています。また地元の工務店とかもタイミング合わせて竣工物件のオープンハウスをしています。
住宅設計に携わる私もまずは「敵を知れ」ということで、住宅展示場に偵察に行ってまいりました。
積水ハウスでは先日紹介しましたTOYOキッチンの3Dsinkが入っていました。シンクの大きさがかなり大きいのに驚き。
旭化成ホームズのへーベルハウス。鉄骨造にへーベル床というALCを床に仕込み、断熱・防音をアピール。木造との違いを大きくアピール。キッチンはパナソニックを入れていた。
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ダイワハウス。木造・鉄骨造ともにありますが、このモデルハウスは鉄骨造。制振構造をとりいれて地震に強いをアピール。
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中央の鉄板相互間に特殊な樹脂が入って揺れを吸収するようです。住宅で制振装置があるとは初耳です。
一番驚いたのがトイレにオプションで付ける健康チェックシステム。
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大和ハウスとTOTOが共同開発したらしいのですが、床にある白い正方形が体重計。正面に体脂肪率測定装置。トレイでは尿酸値測定機能など、ちょっとした体調管理を自宅でしますよという機能。

ざざざっとみてまわったのですが、「構造大丈夫です」「断熱に配慮してます」「すんごい設備たくさんあります」を各社アピールしてました。でも確かにモデルハウスというのは、これから住宅をつくろうとしている方々には、とっても夢の膨らむ場所ですね。
弊社では竣工時のオープンハウスに相当しますね。
Top▲ | # by kajinoryuji | 2010-01-02 17:52 | 建築とショールーム | Comments(0)
曹源寺 ねむり塚!
かなかなや 朝の枕灯 妻と消す   古杏

正月です。
実家に帰省しておりますが、近くに曹源寺という寺がありまして、臨済宗妙心寺派の禅寺であり、岡山藩池田家の菩提寺であります。池田家の代々の藩主はここに祀られています。
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小学生の時は図画の授業でここを訪れ、水彩画を描いた事もありました。
火灯窓(かとうまど)が連続したファサードをしており、小学生ながらその写生に苦労したものです。

この寺の奥に「ねむり塚」という句碑があるんですょ。
句碑というと、大概、起立していますが、ここの句碑は寝ころんでいるんですょ。
その様子から眠り塚という名前がついています。
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設計は、なんと前川國男氏。制作は彫刻家の流政之氏。巨匠のコラボです。写真左上が句碑になります。
ここは木の生い茂った中で、このスポットだけ木をすいて、光が天空から落ちてくるようになっています。
ちょっとしたパワースポットみたいな感じです。
運悪くデジカメが充電切れで上空の様子を撮影できませんでしたが、これは現地に訪れてみないと感じられない静寂な場所です。
ちなみに、冒頭の句は作者の谷口古杏が三朝温泉で詠んだ句です。三朝温泉とは以前紹介した三仏寺投入堂のある町です。
Top▲ | # by kajinoryuji | 2010-01-01 18:02 | 建築と見学   岡山 | Comments(0)
住宅版エコポイント!
今日の話題はエコポイント!

今年5月から家電のエコポイントというのがありますね。
地球温暖化防止・経済活性化・地デジ対応テレビ普及の3つを目的に、この3つに配慮した商品(エアコン・冷蔵庫・地デジテレビ)を購入するとポイントがたまり、商品券や電子マネーに交換できるという、時勢に対応した国の施策です。

その住宅版が始まろうとしています。
経済産業省・国土交通省・環境省の三省合同事業として実施される予定で、国土交通省のサイトで詳細を確認できます。

環境負荷を抑える性能をもつ、住宅の改修又は新築した際にエコポイントがもらえるというものです。

改修では、例えば既存の窓を複層ガラスに交換したとか、外壁の断熱性能を高める改修をしたとか、バリアフリー改修をしたらポイントがもらえます。

新築については、外壁、窓等の断熱性能に加えて、給湯設備や暖冷房設備等の建築設備の効率性について総合的に評価して得られるエネルギー消費量が、判定基準をクリアした場合にポイントをもらえるというものです。例えば、外壁の断熱材と窓ガラスを高断熱性能のものとし、給湯設備や冷暖房設備を高効率なものを採用し、基準をクリアできればよいといった流れです。

今日現在まだ概要が発表された段階ですので、今後の動向・発表に要注目です。
Top▲ | # by kajinoryuji | 2009-12-26 23:06 | 建築とニュース | Comments(2)
コンテナ-2!
先日コンテナのついて書きましたが、2007年にお台場にコンテナの建物が出現しました。
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「ノマド美術館」というものだったのですが、とある写真家の展覧会が世界で巡業されていて、日本にもやってきました。仮設の建物であり、世界を巡るという前提から、コンテナを使用しているんですね。まさにコンテナの力を発揮するにうってつけです。
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Top▲ | # by kajinoryuji | 2009-12-26 11:24 | 建築と名作見学 | Comments(0)
I邸スタディ-5!
現在進行中のI邸のスタディをしています。
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図面作成後、模型にて全体像のチェック。
前回アップした時の案では、全体を四角のかたまりをベースに構成していましたが、今回案では、「斜め」の要素を取り入れ、屋根形状と立面に傾きを加えています。
見る角度によって、多様な表情(見え方)がでてきました。
面白くなってきました!
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模型をずらすと、内部が見れるようにしています。
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Top▲ | # by kajinoryuji | 2009-12-25 14:52 | 建築と模型 | Comments(0)
コンテナ!
今日の話題はコンテナ。
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鋼鉄・アルミニウムなどで製造され、規格化されているために、規格に対応した航空機・鉄道・トラック・船舶などで輸送に使用されているあれです。
世界で最も一般的な貨物コンテナは、サイズがISOによって国際的に統一されている「国際海上貨物用コンテナ」(Shipping containers または、Isotainers)と呼ばれるものです。
サイズは主に20フィート (6,058mm)、40フィート (12,192mm) の2種類があって、幅は8フィート (2,438mm)、高さは8フィート6インチ (2,591mm)で、20ftで8畳程度の大きさです。
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コンテナは、物流全般、港湾・倉庫・船舶・鉄道の設計や仕組みまで大きく変えた、20世紀の物流革命の最も重要な要素であったようです。
現在、世界の主要港でのコンテナ取り扱い数NO.1は、シンガポールで、NO.2が香港、続いて上海・深圳・・とアジア勢が占めています。

コンテナは強度があり耐久性も高く、積み重ね・切断など可能。移動可能で世界中にあり、価格も安いため、建築に使えると思われます。実際、コンテナを使った建築は海外をはじめ、増えつつあります。

日本では法規的なクリアが課題のようですが、いつかコンテナを使った住宅にチャレンジしてみたいと思っています。
Top▲ | # by kajinoryuji | 2009-12-24 22:28 | 建築と材料 | Comments(2)
2階建の住宅について!
日本の多くの住宅は、木造2階建て、もしくは平屋ですね。
みなさんの住宅も木造2階建が多いのではないでしょうか。

構法(構造の仕組み)は、在来もしくは2×4(ツーバイフォー)が主流で、一部、特殊な構法がほんの少しという具合です。
住宅メーカーでは2×4(ツーバイフォー)が多いですね。
弊社では在来構法を扱っているのですが、日本では長らく採用されている汎用性のある構法です。パソコンでいう、「windowsを使っています」みたいなものです。
在来といえば、業界の人であれば、だれでも理解できる構法です。windowsもだいたい誰でもさわれますよね。
私も遅ればせながら、在来構法の、構造計算の仕組み・計算方法をマスターしてきました。

ここで、ちょっと建築の規模による分類を紹介します。
建築は建物規模により大きく4つに分類できます。
・1号建築物
特殊建築物(建築基準法別表第1(い)欄の用途のもの)かつ 床面積>100m²
・2号建築物
木造かつ 階数≧3 延面積>500m² H>13m 軒H>9m のどれかにあてはまるもの
・3号建築物
木造以外かつ 階数≧2 延面積>200m² のどれかにあてはまるもの
・4号建築物
上記以外のもの。例えば、木造2階建てで延べ面積が500m²以下のものは4号建築物。

弊社で多く扱うのが、在来構法で構成できる4号建築物です。冒頭紹介しました、日本の住宅の大部分を占める住宅規模に当てはまります。

大規模な建物・特殊な構造の建物となると、意匠設計・構造設計・設備設計に分かれ、それぞれの専門担当が協働してプロジェクトを進めます。
ですが、4号建築物では、意匠設計者の私でも、構造・設備も担当できます。
Top▲ | # by kajinoryuji | 2009-12-21 01:10 | 建築と法規 | Comments(0)
王子!
先日、とある案件の関係で、北区王子の街を訪れた。
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王子を訪れるのは2度目になるんですが、改めて思うのが、「街らしい街」だなと。
昔「シムシティー」という街づくりゲームがありましたが、王子には「街らしいアイテム」が沢山駅前にあるんですね。
交通機関でいうと、JR京浜東北線・地下鉄南北線・都電荒川線・バス・飛鳥山への斜行モノレール。
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飛鳥山公園・王子神社・音無川・桜並木・病院・各種学校・役所・・・と、全てが駅前にぎっしり集合しているんですね。さらに高低差があるので、駅前に橋や歩道橋やトンネルや川が立体的に交差していて、街としての魅力が増しているんですね。
Top▲ | # by kajinoryuji | 2009-12-20 23:38 | 建築と街 | Comments(2)
居室の窓について!
今日は、窓について、ちょっと書いてみたいと思います。
建物には窓がたいがいついていますよね。
倉庫とか、押入れとかは、基本、人がいないので窓は必要とされないですよね。
押入れに窓つくっても、何もいいことないですしね。

じゃあ、人が居る部屋に何故窓をつけたくなるのかな?

そりゃ、窓があったほうが、単純に気持ちいいですし、明るいし、健康的!って感じですよね。

「建築内では、そんな健康的で人間的であるべきだ!」という法律があるんですね。
それが、建築基準法第28条と施行令第19条でして、住宅の居室・学校の教室・病院の病室とかは、床面積の何分の一以上の「採光上有効な窓の面積確保!」という規定があります。

じゃあ、オフィスビルの執務空間とか、飲食店舗内とかは、どうなるんでしょうか?

答え:(健康的でなくてもいいんで?)窓は要りません。

窓は特に要らないんですね。まぁ、みなさんも居酒屋行けば窓のないお店いっぱいありますしね。

で、そんな窓のない用途の建物は、火事があったときは、危険ですよね。そこで、建築基準法では、採光上有効な窓の面積が、20分の1以上ない場合(無窓の居室)は、内装に制限を加えたり、避難距離を短くしたりして、安全であるように規定しています。

じゃあここで、窓が基本要らない飲食店舗内で、20分の1以上の窓を敢えて積極的に確保したらどうなるのでしょうか?

内装の制限が高くならないので、内装の自由度が上がりますね。
法規上では、直接的には記述してませんが、結果的にそういう道があるということですね。
Top▲ | # by kajinoryuji | 2009-12-18 22:51 | 建築と法規 | Comments(0)
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