過去に手掛けた住宅の近くを通る際は、たいがい立ち寄って建て主さんと話をしたり、又は車の中から少し眺めたりと、嫁に出した子供の様子が気になるものです。
3年前に竣工した11坪の平屋という、当時93歳と85歳の老夫婦の住宅があります。
竣工当初から既にもう高齢のご夫妻でしたが、心身共に元気なご夫妻でした。
引渡しをして1年後くらいでしょうか、奥様の方がまず施設に入られました。
数ヶ月か半年程か、ご主人が一人暮らしをしていたのですが、さすがに体力の限界だったのか。
確かなことは分かりませんが、ご主人も施設に入ったように思われます。
空家となり1年半程がたったかもしれません。
今日たまたま立ち寄ってみると、敷地内の庭木が全て伐採されていました。
あまりにもきれいさっぱりな伐採の状態に、ふといやな予感が。。
もしや、土地建物売却?みたいな。
また次回の投稿時に続きを書きたいと思いますが、その小さな平屋を建てた経緯があり。
その経緯を思い出すと、売却には強い抵抗感があり。




丸菱建築計画事務所