土手下の住宅ですが、先日住宅の引渡しを行いました。
初めて建て主さんにお会いしてから、2年半。
家作りを始めてから1年半。
完成引渡しまで辿りつきました。
うちかど助産院さんの建物を見て気に入って頂き、助産院さんのような住宅を作りたいと。
助産院さんの建物を体感して頂いた上でのご依頼でしたので、信頼感を感じながら思う存分設計をさせて頂きました。
家作りは建て主さんと1年以上寄り添っていくので、ある程度価値観や好みを共有できないとなかなかうまくいかないものです。
奥様の印象的な言葉「最低限生活していくのにこれは無くてもやっていけるよね」
付加的な設備や意匠の有無を相談した際、常に現れる判断基準は、「本質的にそれは要るのかどうか」
簡素な佇まいの中に、素のみが残った。
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by kajinoryuji
| 2021-02-16 10:16
| 建築と現場 土手下の住宅
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