<海を望む>プロジェクト=うちかど助産院のオープンハウス二日目が終了しました。
多くの方々にお集まりいただき、ありがとうございました。
また今週末の4/1(金)、4/2(土)、4/3(日)と開催致しますので、是非足をお運び頂ければと思います。
丸菱建築計画事務所
宿泊する部屋の様子。
こちらも小上がりの畳敷きとし、窓際のカウンター下には足を入れて海を眺めることができるようにしています。
小上がり手前の敷居横壁面には3連の障子を収納しており、いつでも間仕切ることができます。
2層吹き抜けのメインホール。
2段高くしており、入所する家族が床座で食事をする場所となります。
目の前には瀬戸内海が広がります。
手前右手には腰掛けベンチを用意しています。
ホール左手の階段を上がると2階になります。
メインホール左手はスタッフエリアとなり、カウンターを通して配膳ができます。
カウンターキャビネット上段は、コップ等什器をしまい、下段は子供向けの絵本やおもちゃを収納できます。
勝手口のガラスの向こうには、木板張りの袖壁を保護するための、曲線を描いた板金が見えます。
雨水より木部を守る実用性と、海辺に建つ施設としての個性を兼ね備えたデザインとしています。
玄関引戸端部と上部にスリットガラスをいれ、玄関戸を閉めた状態でも外の気配が感じられるようにしています。
左手の小窓は分娩室との間仕切りとなり、分娩室にいるスタッフからも、来訪者の気配を感じられるよう型板ガラスをはめた框戸としています。
右手にはストライプ状の駐車場を配置し、左手には設備機器類の目隠し板塀を市松状に張っています。
アプローチはスロープによってバリアフリーとし、救急車のストレッチャーがそのまま入るように、玄関から分娩室、各入所室の廊下幅員と戸幅を広く確保しています。
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by kajinoryuji
| 2016-03-28 16:00
| 建築と写真 open house
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