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八角園舎/幼稚園/重要文化財/岡山
岡山市に八角園舎という建築があります。
明治後半に建設された幼稚園の建物です。
それを移築し、現在は市立図書館の敷地内でイベント等に活用されています。

1908年、明治41年に幼稚園として建設された建物であり、一度解体され保存されていたものを再度組み合わせ、再建築された建物で、大阪の愛珠幼稚園とともに1999年に重要文化財として登録されています。
名前の通り、八角形をした遊戯室を中央にもち、そこから四方に保育室や各諸室が連なり、全体としては十字形の平面になっています。
中央の遊戯室から各部屋を見渡すことができるように、管理目線から設計されたようです。
同様の形式の建物は、明治後半から昭和初期の間に何棟か岡山に建設されたようです。
構造は木造でスタイルは擬洋風。
外壁は下見板張りや上部はハーフティンバー風にクロスされた意匠があります。
外壁の一部をこのようにピンク色に着色するのはなかなか思いつきませんが、こうやってみると、きれいなものですね。
八角形屋根の構造が一番面白そうでもあり、また難しそうなところです。
資料をみると、遊戯室中央にある柱は、屋根荷重を受ける柱ではなく、ただ単に天井材を受けるだけの柱でした。
屋根構造は和小屋と洋小屋を組み合わせえた構造になっていました。
保育室の窓下には園児用の棚があり、その棚の為だけに外部に張り出しています。
保育室内側に棚が出っ張らないようにするという、100年前の設計者の配慮が感じられます。

丸菱建築計画事務所
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Top▲ | by kajinoryuji | 2014-07-09 11:59 | 建築と名作見学 | Comments(0)
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