先日、岡山県被災建築物応急危険度判定士の講習を受けてきました!
応急危険度判定とは、大規模地震後早急に現場に入り、被災建築物の状況を「緊急に、暫定的な状況を明示する」活動のことで、県内活動の場合は市町村から、県外活動の場合は国交省からの要請によりボランティアとして仕事を行います。
例えば、阪神淡路大震災や東日本大震災の際、被災建築物に下記のような赤色や黄色の紙が貼ってある映像を見たことがある方もいらっしゃると思います。
被災建築物に下記の表示を貼ることで、その建築物がどういう状態なのか、危険なのか、要注意レベルなのか、安全なのか、いち早く所有者や付近の人たちに建築物の状態を知らせることができます。
そうすることにより、後発する余震による倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下等の人命に関わる二次的災害を防止することができます。
建築意匠の専門として建築デザインももちろん大切ですが、一建築士として、また社会に関わる一市民として、災害時に何ができるか。
そう考えたとき、私の職能の中で貢献できることの一つとして、判定士の資格を取得しました。
またいつ大地震が起きるか誰にも分かりませんが、もっとも、大地震は起きて欲しくありませんが、もしもの時の為に、いつでも出動できる、社会貢献のできる人間でいたいと思います。
丸菱建築計画事務所
Top▲ |
by kajinoryuji
| 2014-02-28 11:43
| 建築と丸菱
|
Comments(0)