京都の流れ橋こと、上津屋橋を見てきました!
増水時、橋桁が流れ落ちることを前提として設計された木橋で、時代劇のロケに頻繁に使われているようです。
通常の橋は崩壊することのないように、頑丈に作って水圧に対抗しますが、流れ橋は橋脚の上に橋桁を乗せてあるだけで、増水時の水圧に身をゆだね、流されてしまうことで水圧に対抗することなく、増水をやりすごすという、頑張らなくてもいいんだよという、柔軟な発想から生まれた橋です。
9月の台風18号の際に、文字通り流れてしまっていたようで、橋のかかっていない状態を見ることになりました。
橋としての用途から解き放たれた、配列複製された橋脚の列。
黙示録的な朽ちた橋脚が強く印象に残ります。
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by kajinoryuji
| 2013-11-04 20:34
| 建築と旅
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