東日本大震災の日、2011年3月11日にオープンした西早稲田の自転車店リピト・イシュタールですが、早2年半が経過しました。お店の方は絶好調のようでして、設計に携われた私としても、とてもうれしい限りです。これも店主の努力の賜物です。ホームページ、フェイスブック、ブログ、イベント企画、広告宣伝と、あらゆるツールを使いこなして営業されてきました。
口が裂けても「私の設計がよかったからかな」とは言えません。笑
そんな折、自転車店となりの有名カレー店、夢民が惜しまれつつ今年3月末で閉店されました。
ムーミンのカレーというと、多くのファンがいらっしゃるのではと思います。
そこで、ちょうど手狭になり規模拡大を考えていたリピト・イシュタールはムーミン跡地を使ってお店を拡張することになりました!
設計は引き続き、丸菱建築計画事務所にご用命頂きました。
ムーミンの内装設計は、近所の母校早稲田大学の石山修武研究室がしていました。
石山先生と言えば、今や建築界の重鎮という存在でありますが、ムーミンの内装は安価な材料をうまく組み合わせ、手仕事感のある明るいデザインでした。
今は原状回復ということで写真のようにガランドウになっています。
話によると、まだカレーの匂いが残っているみたいです。
これが在りし日のムーミンです。↓
左隣がリピト・イシュタール。右隣が甲州屋そば店。
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by kajinoryuji
| 2013-06-26 11:40
| 建築と現場 自転車店舗
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