常滑N邸ですが、内部写真をアップ。
垂木の連続と、現しの柱梁の架構で構成された全体に、ここは壁、ここは建具、ここは吹き抜けと、壁・建具・吹き抜けで架構の間を取り合います。
基本は大壁工法ですが、部分的に真壁が混じってきます。
大壁なのに部分的に真壁にすると、端部端部で取り合いが複雑になります。
そのコントロールが今回は難しいポイントでした。
完成してみれば、どこが大変だったのだろうと見えるかもしれませんが、
実は大変だったのです。笑。
2階はスキップフロアで、2箇所で段差があります。
1階にも縁側に上がる際に内部側にデッキがあって、上下階共その段差がベンチの
替わりにもなります。
家の中に様々な高さの視点ができて、変化に富みます。
上階には物見櫓のような小屋裏収納があります。
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by kajinoryuji
| 2012-12-26 16:51
| 建築と写真 竣工前
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