伊勢神宮の内宮前には、門前町として赤福を中心とした物販店・飲食店が集まった「おかげ横丁」があります!平日なのにこんなに沢山お客さんがいます!すごい。
赤福の社長が1993年に140億円を投資して、江戸末期から明治初期の街並みを再現したものですが、ホントに緻密に本物を作りこんでいて、建築的にもすごい見ごたえがあります。
テーマパークにありがちな、うそっぽさ・安っぽさが全くありません。
多くは下見板張りの外壁ですが、軒下の外壁が垂れ壁のように二重になっていて、直接内側の外壁が雨にうたれないように工夫されているところが特徴的です。こんな建築があることを初めて知りました。尾鷲をはじめとして降雨量の多いこの地方の自然環境がこのような建築を生み出したのですね。
思わず座りたくなるような仕掛けが。時代劇に出てくる茶屋みたいですね。
こんな変わった形の建物も。
風がフワリとのれんをはためかせて、小道を進んでいきたくなりますね。屈曲した小道が、先に何があるんだろうと、誘われますね。
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by kajinoryuji
| 2011-04-12 21:06
| 建築と旅
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