先日平塚K邸を見学してきました!
弊社にて2009年に設計させて頂いた住宅なのですが、自然あふれる立地とおおらかな御家族をうまく体現した住宅であります。
アプローチ側のファサードは杉板大和張り塗装仕上。幅90mmの縦張りの連続が心地よい安定感を感じさせます。これがもっと細い板ですとこの場所には繊細すぎるかもしれませんね。
アプローチ路は緩やかな勾配で、例えばもし将来車椅子を使うことになればもちろん適したアプローチとなりますが、今現在車椅子利用でないにしても、緩やかな坂をのぼっていくのはちょっとした間合いとしていいですね。玄関ドアの木はレッドシダー。
敷地周辺には緑があふれ、ガラスに映りこむ緑がきれいに映えますね。都心ですと映り込む景色が隣家の外壁ということになってしまいますが、やはり緑が映り込むとガラスがとてもきれいですね。
特に防火上の規制はかかってこないエリアなので天井は垂木がきれいに見える形となっています。耐火や準耐火の規制エリアですと、この上にPBを張る必要があり、きれいな垂木の連続も隠ぺいされてしまいますね。
階段吹き抜け上部にはちょっとしたくつろぎスペースを設えています。
浴室は在来で、青森ヒバ張りです。現在設計中の2案件でも同様に浴室を青森ヒバ張りにする予定です。
浴室をきれいに保つポイントとして、銭湯に行く時みたいに、入浴時のみ洗剤等をオケに入れてお風呂に入る。入浴後は同様にそれらを全て持ち出す。そうすることによって、ヌメリやカビの発生が抑えられ浴室をきれいな状態で使い続けれると、K邸奥様に教わりました。浴室の汚れにお悩みのみなさんも実践してみてはいかがでしょうか。(確かに洗剤等一切置いてなく、浴室内がとてもきれいでした!)
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by kajinoryuji
| 2010-07-12 14:20
| 建築と写真 竣工後
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Comments(2)