設計中のT邸ですが、申請手続き3連続!
確認申請と住宅版エコポイント申請(フラット35S20年引下省エネ関連)とフラット35S(20年金利引下げタイプ)(省エネルギー)申請が続きました。
写真左上が、住宅金融支援機構監修の木造住宅工事仕様書で、
フラット35S(20年)を利用する際に必要となる仕様書です。この仕様書内で該当する項目に適合した仕様で設計・施工する必要があります。中央上がその仕様書の解説付き版になります。右上は
日本サステナブル・ビルディング・コンソーシアム発行の(簡単に言うと)省エネに関するガイドブックです。これらの資料を読み解きながら申請資料作成する形となります。
これらの提出した申請は、後日審査機関からチェックバックを頂き、修正を入れて、最終的に許可が下りるという流れ。来月中に控えた工事契約には間に合うスケジュールです。
ちなみに、今回は35S20年で「省エネルギー」を選択していますが、要は、金利をお得にする分、国の省エネルギー政策に貢献しよう!という流れです。今までの国の省エネ対策は戸建て住宅に対して遅れていましたが2008年3月の京都議定書を受けて、住宅・建築分野からのCO2排出量を抑えていこうと。住宅における従来の省エネの判断が建物側における断熱性能のみで判断していたのですが、それに空調・給湯・照明等の設備も含めて総合的に省エネを目指していこうという方針です。ですので、T邸では、高効率給湯器(エコキュート)・高効率エアコン・高断熱サッシ・高日射遮蔽複層ガラスなどを採用してCO2削減に貢献するやさしい住宅となる予定です。
Top▲ |
by kajinoryuji
| 2010-06-23 19:16
| 建築と手続き
|
Comments(2)