計画敷地の地盤調査をしてきました!
このエリアは埋蔵文化財包含エリアに指定されており、早めに地質調査を行い、地盤改良の有無を早めに判断する必要があります。国の文化財保護法が上位にあり、行政庁側で埋蔵文化財保護条例が制定されているんですね。もし柱状地盤改良などで地中に埋まっている文化財を傷付けることがないよう、配慮する必要があります。
詳細な地盤状態の考察は、地盤調査会社による結果が提出されてからとなります。
今回は住宅規模の地盤調査では定番のスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)です。手動式・半自動式・自動式の3種類あり、今回は自動式でした。鋼管に1KNの荷重を加え、0.25m貫入するのに何回転するかを基に、地盤の地耐力と5測定点での偏差を調査します。調査結果により、地盤改良が必要かどうか見極めます。もとを辿ると名前の通りスウェーデンから持ち込まれた地盤調査方法ですが、日本の地形地質に合わせて改良を加えられた方式です。例えば海外ではオランダの地盤調査技術レベルが高いようですね。オランダ式の地盤調査試験もあります。
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by kajinoryuji
| 2010-04-06 12:01
| 建築と機械
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