日本の多くの住宅は、木造2階建て、もしくは平屋ですね。
みなさんの住宅も木造2階建が多いのではないでしょうか。
構法(構造の仕組み)は、在来もしくは2×4(ツーバイフォー)が主流で、一部、特殊な構法がほんの少しという具合です。
住宅メーカーでは2×4(ツーバイフォー)が多いですね。
弊社では在来構法を扱っているのですが、日本では長らく採用されている汎用性のある構法です。パソコンでいう、「windowsを使っています」みたいなものです。
在来といえば、業界の人であれば、だれでも理解できる構法です。windowsもだいたい誰でもさわれますよね。
私も遅ればせながら、在来構法の、構造計算の仕組み・計算方法をマスターしてきました。
ここで、ちょっと建築の規模による分類を紹介します。
建築は建物規模により大きく4つに分類できます。
・1号建築物
特殊建築物(建築基準法別表第1(い)欄の用途のもの)かつ 床面積>100m²
・2号建築物
木造かつ 階数≧3 延面積>500m² H>13m 軒H>9m のどれかにあてはまるもの
・3号建築物
木造以外かつ 階数≧2 延面積>200m² のどれかにあてはまるもの
・4号建築物
上記以外のもの。例えば、木造2階建てで延べ面積が500m²以下のものは4号建築物。
弊社で多く扱うのが、在来構法で構成できる4号建築物です。冒頭紹介しました、日本の住宅の大部分を占める住宅規模に当てはまります。
大規模な建物・特殊な構造の建物となると、意匠設計・構造設計・設備設計に分かれ、それぞれの専門担当が協働してプロジェクトを進めます。
ですが、4号建築物では、意匠設計者の私でも、構造・設備も担当できます。
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by kajinoryuji
| 2009-12-21 01:10
| 建築と法規
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