岡山の早島町には「
いかしの舎」という古民家を再生した建物があり、イ草の三大産地といえば、熊本・福岡・岡山ですが、そのイ草で財を成した明治期の町家であり、現在は喫茶店や貸部屋として、町が維持・運営しています。
再生の設計を行ったのが
古民家再生工房です。
写真を見つつ、つくづく思う事は、やはりこの影の部分が重要なのだと改めて思います。これが全てが明るいとダメですね。ベンガラの赤やビロードの緑も、くまなく照らす明るい光量だと味が出ないでしょう。軒の出があって、外構の植栽があって、自ずと調光されてきた限定的な光の下でこそ真価を発揮するのではと思います。
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by kajinoryuji
| 2009-11-29 03:13
| 建築と見学 岡山
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